運用慣習(運用ルール)

WIRES-IIの時代から培われてきた運用ノウハウに基づくALL JA CQ ROOMの運用慣習を解説を添えてご紹介します。ぜひご理解とご協力をお願いいたします。

■ ALL JA CQ ROOMの運用慣習
【交信時間について】
・混雑時間帯(6~24時)に行う交信はトータル15分以内が目安となっています。
(連続交信は可能ですが混雑時はトータルで15分以内)
【ソフトウェアの設定について】
・運用周波数を公開する場合は適切に行いましょう。
・アナログ(FM)運用局はDTMFミュートをAudio muteに設定願います。
・DSQL、TSQ、DCSのいずれかを適切に設定願います。
【禁止されていること】
・EchoLinkなど他のVoIP無線システムとのゲートウェイ運用。
・ALL JA CQ ROOMを使う意思のない局の音声をルームへ送信すること。
・スケルチ解放音(ノイズ)をルームへ送信すること。
・音声またはチャット機能を使った他局への誹謗中傷、不快感を与える行為。
・同一ノードを使った交信。高頻度なDTMF送信。無変調送信。 ノイズ送信。
・異常な頻度でのルーム IN/OUT。
・異常な頻度でのカーチャンク。
・ポート未解放ノードの接続。
・非公開ノードの接続(コールサインが判明しないレベルの非公開局)。
・法令違反(禁止されている周波数での運用など)。

「ノードの設定不備」や「禁止されていること」が行われた状態の場合、音声がブロック(ミュート)されたり接続が制限されることがあります。これは多くの人に迷惑がかかる、またはかかる恐れを防ぐために行っているものです。
結果として原因となっているノード運用者の名誉も守ります。

運用開始前の確認すべきこと

  • 音声の送受信レベル
     
    WIRESソフトの設定で 表示(V)->オーディオ調整 で調整します。
    ウィンドウ左上の[設定]をクリックして「プリセット音量」を選択。FTM-400Dシリーズ、FTM-100Dの場合はプリセット音量で HRI-200モード無線機 を選択、そのほかの場合は「従来型FM機」を選択すると、自動的に設定されます。 
  • セットアップやポートの穴あけ(開放)
    WIRESソフトのツール(T)->通信ポートチェック を開きポートチェックを行い、全てOKが出る状態で接続をお願いいたします。
  • 「ROOM接続中の割り込み要求接続許可」にチェック
    設定箇所はファイル(F)→設定(P)→詳細設定-呼出設定 の中です。

  • LOCALインジケータの確認
    LOCALランプが点灯しっぱなしの状態でルームに接続するとアクセス制限が行われてしまうので、解決してからにしましょう。
  • 運用周波数の設定と公開を!
    →ループ現象などが発生した場合の原因究明に役立ちます。
    →公開リストに周波数を出したくない場合は、メッセージ欄への記入を推奨。
    →無線機を使わずに運用する方はコメント欄にその旨を明記しましょう。
    ※ダミーロード運用のノード局は公開の必要はありません
  • ノードの点検計画を万全に
    何日もノーチェックで放置するなどの運用は避けましょう。

■ 他のVoIPネットワークとのALL JA CQ ROOMのゲートウェイ

  • ALL JA CQ ROOMへのEchoLinkゲートウェイ局の接続は禁止です。
    (DTMFやアナウンスが流れたり、テストサーバに接続してしまうなどのトラブルが絶えないため、ベテランの方に限ることを検討中です)
     

■ レピータノード局・リンク局からのALL JA CQ ROOM接続について

  • レピータリンクノードの24時間常駐は避けましょう
    理由:3局以上のレピータ局の常時接続は総合通信局が定めた審査基準上で禁止。
  • ハングアップタイムの影響が著しいノード局は20510を利用する時だけ接続するようにします。理由はリバウンドが発生する恐れがあるためです(リバウンドの意味はQ&Aに記載)。

■ ALL JA CQ ROOM に接続できない/音声がルームに上がらない措置ついて

ALL JA CQ ROOMでアクセスが制限される主な原因は以下のとおりです。
アクセス制限はノード単位で行われ、接続できなくなったり、送信しても接続局表示が緑色に変わらなくなります(音声がルーム向けに送信できなくなる)。

  • 「スケルチ解放ノイズ」や「ルームを利用する意図のない局」の音声が流れた
    理由: ノード(ルーム)を利用する意図がない人の音声が他のノード局から送信されることを防ぐためと公衆網接続のガイドラインを遵守するため。
    【対策】→ ノード局の無線機の設定でトーンスケルチやDCS機能を有効に設定する。
    【対策】→ WIRES-Xの場合はデジタル運用に変更する
  • ループ現象が発生した(ループについて詳しくはQ&Aページに掲載)
  • 推奨される設定を行っていない(DTMFミュートを設定していないなど)
  • カーチャンクの多発やDTMF mute設定なし、コールサイン設定不備
  • チャットや交信で暴言を吐いたり,社会通念上不快とされる言動を行った
  • 明らかな違法行為を行った場合
  • ユーザーによるいたずらや不快な言動・操作が行われた場合

■ リンク、ゲートウェイ、ゲストオペの解釈,そのほかについて

  • 各ノード局からネット側(0510/20510)に送信される音声等について
    管理チームでは、ノード局からネット側に送信される音声等はそのノード局を運用される方の自己責任と考えています。よって、無線機を使わずにオペレートする運用、ゲストオペレートなどの件は運用者のご判断と責任においてご対応いただき、管理チームは運用方法の関与は必要最低限のものに限ります。

    一方で、ALL JA CQ ROOMの快適にご利用いただけるように、トラブルの原因となるノードに制限をかける場合があります。
  • 無線局免許状が1枚の局が2か所以上の場所から同時期に電波が出ている状態は?
    ノード局と同じコールサインでノード局から離れた場所(「おでかけ」というレベル)からそのノード局をアクセスしたい場合は、ノード局を設置する場所を無線設備の設置場所として移動しない局の無線局免許の交付を受け、別途、移動する局の無線局免許の交付を受けておくと安心です。これは上級局が移動局と50Wを超える送信出力の固定局の免許を得る場合と同じ手続きですが、50W以下でも固定局の無線局免許は得ることができます。
    免許人が同一人でもコールサインが異なっていれば問題ありません。WIRESノード局に社団局が多いのはこのような理由によるものです。
    なお、このような運用は25年以上前のパケット通信の時代から行われており、今に始まったことではありませんが、誤解を受けないように工夫する必要があります。

 問い合わせ先について

ALL JA CQ ROOM の利用に関する問い合わせや制限解除依頼は?
まずは運用経験が豊富そうなかたにご相談いただくことをお勧めします。
メーカーはアカウントの発給、ネットワークのMCUサーバーの運用と接続キットの流通に関する件への対応のみです。ルーム自体の運用や維持管理に関してはユーザーに委ねられています。0510ルームの管理に関する連絡先は次のとおりです。
0510@cqwires.com